初のスポ根小説
ヤングアダルト文学を代表する森絵都さんの「DIVE!!」を読んだ。文庫本の上下巻2冊だが、あっと言う間に読めた。最初「DAVE!!」と見間違って、スペクターかよと突っ込んだが、内容からして「ダイブ」しかありえない。
その名のとおり、ダイビングでオリンピックを目指す若者の話であり、森絵都さん初のスポ根小説とのことだ。私は、これまで森絵都さんの著作は「カラフル」しか読んだことはない。その「カラフル」は最も知られた作品であり、私も題名とおおまかな内容は聞いたことがあったが、自分のテリトリーにない作品であり、出会うことはなさそうだったのだが、子供が読んだのを借りて読んでみた。
「カラフル」は、とにかく面白くて読みやすい。体感では30分くらいで読んだ。読後感の心地よさはこれまでに読んだ小説のなかでもかなりの上位にくる。ヤングアダルトは当然として、小学生から老人まで安心しておすすめできる良作である。
そんな森絵都さんの作品、また読んでみたいと思っていたところに、何となく「DIVE!!」を手に取ってみた。やっぱり読み進めさせる力が強く、とにかく読みやすくて先を読みたくなる。最後の大会における演技終了ごとの成績は、私は少し邪魔な感じもしたが、これは敢えてそうしているのだろう。
「みかづき」も読んでみようかな
本の虫というほどではないが、まあまあ本を読むのが好きな私、ただ色々と忙しいこともあって時間にも限りがあるところ、小説を読むとなると少し身構えてしまい、漫画ほどパッと手に取って読みだせずに躊躇するところもあるが、こういう小説は入りやすく、だからといって内容が浅い訳でもない。
活字離れは世間的に言われるだけでなく、私にも及びつつあるところ、この小説をさっと読破できたことでまた次を読んでみようという気力が沸いてきた。これは読みやすいというだけでなく、内容が前向きでかつ押し付けがましいところがないというのもあると思う。
次は、2017年度本屋大賞で2位、NHKで実写ドラマ化もされた「みかづき」を読んでみようか。


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