ビートルズ
中学生くらいの頃から洋楽を聴きだして、最初はエルトン・ジョンやビリー・ジョエルとか、ワムなどといった聴きやすいものを聴いていたが、ちらほらと目に入ってくるレジェンド的なバンドやミュージシャンを聴いてみたくなった。
今のようにスマホもサブスクも無い時代だから、CDを買ったりレンタルして聴いていた訳だが、プログレではジェネシスの「眩惑のブロードウェイ」を聴いて驚いたり(それまで、ジェネシスと言えば「インビジブル・タッチ」だったから。全く違うバンドやん…)、デビッド・ボウイの「ジギー・スターダスト」を聴いて感動したり(「レッツ・ダンス」の人やと思ってた。こんないいアルバム出してたのか…)していた。
特にビートルズは正直びっくりした。「ヘルプ」とか「抱きしめたい!」などの初期の作品とか、後期では「ヘイ・ジュード」や「レット・イット・ビー」など、元から知っていたし聴いたことのある曲だけでも凄いと思っていたし、他にも誰でも知っている「イエスタデイ」や「オブラディ・オブラダ」とか、いくらでも名曲が出てくが、アルバムを通して聴いていくと、それがビートルズの魅力のごく一部だったことに驚いた。
「プリーズ・プリーズ・ミー」から始まるアルバムを聴いていくと、知っている曲も多いし、ホントにメロディもコーラスも何もかもいい。そして、「ラバー・ソウル」あたりでこれは思っていたより「凄いバンド」だと分かりかけてきた。
次の「リボルバー」もいい。よくもこれだけのものを毎回毎回作れるなと思って聴いていると、もう最後のナンバーである。そのラストを飾る「トゥモロー・ネバー・ノウズ」でぶっ飛んだ。
いよいよ超名盤
いよいよ次は、ロックの最高峰と言われる超名盤「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」である。「架空のバンドの公演」という概念のあるトータル(コンセプト)アルバムのはしりであるが、そこまでの統一感は無い。しかし、曲そのものの出来は良く、期待したと同じくらいのデキはあったように思う。
次は世界でもっとも有名なジャケット、そう、横断歩道を4人が渡っている「アビイ・ロード」である。「カム・トゥゲザー」や「サムシング」といった曲は聴いたことがあった。この2曲だけでも相当なものだが、B面を聴いて痺れた。
ビートルズは、このB面だけでそれまでの素晴らしい経歴を超えたと言っていいほどで、ロック史上に残る唯一無二のメドレーである。これは是非聴いてほしい。これがビートルズの真価である。
最後の「The End」、4人のソロパートも最高だが、ラストの歌詞「And, in theend, the love you take/ Is equal to the love you make.(結局、あなたが得る愛は、あなたが与える愛(の量)に等しい)」という、珍しくジョンが褒めたというポールの歌詞も素晴らしい。
衝撃をうけた3選
さて、長くなったが、曲単位で私が衝撃をうけた3選、適当に選んでみよう。
まずは1曲目。これはベタなのだがやはりキング・クリムゾン「21世紀のスキッツォイド・マン」である。今やコンプライアンスの時代、「21世紀の精神異常者」はアウトらしい。(レコード制作基準倫理委員会の基準変更により、1999年4月1日に変更されたらしい。)
ダメなのは分かってるが、この曲は「精神異常者」のまま残してほしかった。最初聴いた時はぶっ飛んだ。今でも思い出したように定期的に聴いている。
2曲目は、ザ・ストゥージズ「ファン・ハウス」から「1970」だ。アルバムも凄いが、特にこの曲の疾走感とイカれてる感、陰湿なパワー、キレてる音、衝撃的だった。私は、本当に腹の底から腹が立った時、この曲のイメージがよく出てくる。まあ、聴いてみてほしい。
最後はマリリン・マンソンの「ビューティフル・ピープル」だ。もともと私はホラーやオカルトといった表現やテイストが嫌いで、映画から何から避けていたし、マリリン・マンソンの名前は知っていたが、何があっても見ないと誓うくらい毛嫌いしていた。
本人もその命名からして(マリリン・モンローとチャールズ・マンソンから。興味があれば調べてみてほしい。)下品だと思うし、この類のヒトは本物なら近寄りたくないし、ビジネスなら軽蔑する。という位、私は好きでない。ただし、ホラー風、オカルト風なら許せる。
ただ、この曲のMVを見てしまったときに、その声色、絵柄に何故か惹かれて見入ってしまい、嫌いだったはずが全部見てしまった。これはマジで衝撃だった。賛否はあれど多くのアーティストに影響を与えていることはよく分かった。


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