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「金色のガッシュ!!」のキャンチョメ

マンガ

飛び抜けた命名センス

なんだかんだいってもう20年近く前の作品だから、もう知らないという世代も多いだろうが、名作として残っていくだろう雷句誠(らいくまこと)の「金色のガッシュ!!」を読んだ。私も噂には聞いていて少しは知っているのだが、ちゃんと読んだのは今回が初めてである。

とはいっても、単行本全33巻のうちまだ20巻を読んだだけだが、もう面白い。バトルものだが、ドラゴンボールやジョジョよりおふざけというかお笑い部分が多く、一方で感動するシーンも多い。ビクトリーム全般とビッグボインの初出は声出して笑ったし、もう何度も泣いた。

内容も抜群だが、なんといってもキャラ作りと命名センスが飛びぬけている。特に「キャンチョメ」は、キャラの見た目、性格付け、その名の響き、どれも満点だと思う。「キャンチョメ」なんて響き、どこから出てきたのかと調べてみると、作者がブログで「当時やっていた深夜ラジオでこんな単語が出てくるネタがあり、面白いから覚えていた」と回答されているという。

なのでオリジナルではなく、元ネタはあるようだが、具体的な内容は残念ながら分からない。いや、知ったところでどうかと思うし、知らないとしてもこの輝きに変わりはない。一方「バオウ・ザケルガ」というお笑いでないほうの命名もいい。必殺技の名としては最高に強そうでかっこいい。

キャンチョメには適わない

これに比肩するのは「かめはめ波」と「魔貫光殺砲」ぐらいか。しかし、ドラゴンボールは外れも多い。「どどん波」とか「ギャリック砲」は正直、イマイチ。まあ、鳥山明はめんどくさがりで命名も適当だからしょうがないけど。

ほかには、ウマゴンと「メルメルメ~」とか、ヨポポの「ヨポポイ」「ノポポイ」とか、語感と響きとキャラとのマッチが素晴らしい。ヒロアカの作者、堀越耕平(ほりこし こうへい)が麗日お茶子(うららかおちゃこ)の命名を気に入っており、さらに庄田二連撃(しょうだにれんげき)はそれを超えると言っている。

もちろん、それも凄いが、キャンチョメには適わない。さて、続きが楽しみだ。最終巻まで読んだところ、でまた感想を書こうと思う。

「金色のガッシュ!!」を読了した
少年漫画を大人が読む醍醐味先日、読んでいる途中での話を書いたが、この度めでたく読了した。最終巻の真ん中くらいからは涙が出っぱなしだった。ひとつ前の第32巻のキャンチョメとフォルゴレの話にも感動した流れからの、さらに最後の対決、その後の話・・…

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