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自分が最も泣いた漫画3選

マンガ

四月は君の嘘

最初のひとつは「四月は君の嘘」。月刊少年マガジンで2011年5月号から2015年3月号まで連載された。単行本は全11巻。私が読んだのは5年前ほど(2020年あたり)だから、もうとっくに完結しており、単行本で一気に読んだ。

主人公もヒロイン達も中学3年生。内容はというと、厳しい母によって作られた性格無比な少年ピアニストと、天衣無縫なヴァイオリニストの少女との恋の話である。

私が読んだのは50歳頃というから、電車の中で読むとしたら隠すしかないような、ちょっとおっさんが読むのは憚(はばか)られるような内容であるが、今考えても、その時どうしてこれを手に取ったのか、分からない。

確か、その頃「3月のライオン」を読んでおり(そっちは将棋つながりで読んだ。ただ、将棋はルールを知っている程度でまったく下手。いわゆる「見る将」である。)、そのシリーズと間違えて読んだっぽい。

これが、もう、最終巻はずっと泣きどおしだった。2回目に読んだ時なんかは、最終巻に行く前から泣く準備を通り越して早々と泣いていた。

アニメ化、映画化もされた人気作品だから、漫画を読んだ人、アニメや映画を見た人も多いと思う。まだ読んでいない方は是非、おっさんでもジジイでも恥ずかしがらずに読んでほしい。

岩明均

二つ目は、映画界の「ショーシャンクの空に」、ロック名盤界の「ペット・サウンズ」と同じくらい漫画界における「名作」といえば必ず上がってくる超名作「寄生獣」である。

内容については、私がここで述べるまでもないが、万が一読んでいないという人は、死ぬまでに必ず読んでほしい。それほど、面白く、奥深く、感動する作品である。

こちらも最終巻の「ばっきゃろー」の場面と最後の場面で必ず2度泣いてしまう。実在しない生物?がらみでここまで感動できてボロボロ泣いてしまうのだから、すごい。

ちなみに、作者の岩明均は他にも「七夕の国」や「ヒストリエ」といった良作を生み出している。そちらも是非読んでほしい。

小山ゆう

最後は「がんばれ元気」である。1976年から1981年にかけて少年サンデーに連載されていた人気のボクシング漫画だが、連載開始が半世紀前というから、ちょっと驚いた。

私は子供の頃にも読んでいた記憶がある(連載リアルタイムではなく、単行本。)が、大人、それも子供ができて親になった後に読んだ、冒頭の主人公の父が主人公を連れて遊園地へ行くシーン、これがもうほんとに涙でページが見れないというくらい泣いた。

これは子を持つ親なら滂沱(ぼうだ)すること間違いない。その後、ちょっと恋愛要素が多くなって私はあまり好きではないのだが、名作には違いないので、未読の方には読んでほしい。

ただ、同じ小山ゆうなら、「あずみ」をお勧めする。「榎本俊二のカリスマ育児」で、妻である漫画家の耕野裕子が入院した際に「あずみ」全巻をリクエストしたほどの作品である。

いやあ、漫画っていいですねぇ。

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