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漫画「封神演義」を読んだ

マンガ

藤崎竜の代表作

「封神演義」は、週刊少年ジャンプに1996年28号から2000年47号まで連載された漫画で、大ヒットした藤崎竜の代表作である。当時、私は27歳~30歳という年齢で確か、その頃はジャンプは毎週買って読んでいたと思う。

ちょうど、ドラゴンボールとスラムダンクが終了し、ジャンプの看板作品が「るろうに剣心」から「ONE PIECE」に移り変わる頃で、「封神演義」は3番手~10番手といった具合の人気だった。

私は当時、絵が苦手(なんかゴチャゴチャしてて見にくい)なのと、主人公の太公望がたまに子供の落書きみたいな顔かたちになるのも好きでなく、こういう絵の切り替えは「たがみよしひさ」のシリアスと2頭身の切り替えから続く私のトラウマであるが、それもあってリアルタイムでは読み飛ばしていた。

ただし、同様にジョジョも絵が気持ち悪くて読んでなかったのが、今や人生のバイブルとなっているように、今なら読めるかと、ここにきてチャレンジすることにしたのだ。

原作は中国の古典怪奇小説

当時から、主人公が「太公望」であることから、古い中国を舞台とした話であること、なのに「宝貝(パオペエ)」という武器を使って戦うことくらいは知っていたが、内容は全く知らなかった。

ただ、漫画オリジナルと思っていたら、実は「封神演義」という中国の古典怪奇小説が元になっているらしく、さらには小説家安能務が加筆・翻訳をした「封神演義」が原作のマンガという建付けであるということを知った。

なお、「封神演義」は、中国の四大奇書として知られる『西遊記』、『三国志演義』、『水滸伝』、『金瓶梅』より一段低い評価を受けており二流小説といわれているらしい。ただ、マンガの面白さは一流である。

かなりの良作。おすすめ

さて、読んでみると、絵は全く気にならないし、とりあえず面白い。戦いは頭脳戦と言った趣で、余計な引き伸ばしや長い回想シーンもなく、サクサクと話が進む。出てくる登場人物が皆、個性が強いが敵味方含めて何か憎めなく、魅力的。

話もよくできており、伏線回収も完璧である。単行本にして23巻というのは鬼滅の刃と同じらしく、あっという間だがちょうどいい。読了したばかりだが、もう一度最初から読んでみたくなる。

藤崎竜節が合うか合わないか、ちょっと人を選ぶところはあり、万人受けするとは言い難いが、かなりの良作である。

点数は89点!

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