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エミネムとプリンスとジャイアン

洋楽

CDを買うかレンタルの時代

洋楽をけっこう聞く私であるが、90年代以降はリアルタイムであまり聞いていない。正確には90年代以降も常に洋楽は聞いているのだが、その時流行っているものではなく、70年代、80年代のもの、特にいわゆる名盤というやつを中心に探して聞いていた。

やっぱり洋楽を聞くなら、まずは名盤をひととおり聞いておきたいという気持ちが強かったし、その時に売れているアルバムもいくつかは聞いたりもしていたが、流石に名盤と並行して聞くと名盤といわれるアルバムの方がやはり出来がよく、ならばそっちを聞きたくなるのはある意味当然でもあっただろう。

また、その頃はスマホもサブスクも無いから、音楽を聴こうと思ったらCDを買うかレンタルするしかなく、費用にも限りがあるのでより絞って聞く必要があり、損はしたくないこともあって、評価の定着している名盤の方を費用対効果の点からも選ぶようにしていた。

エミネム

なので、90年代から00年代にかけて最も成功した「エミネム」も、もちろん名前と数曲のサビくらいは知っているが、アルバムを通して聞いたことも無く、彼に関する情報も少ない。ただし、エミネムの過去のアルバムは、もう「名盤」になっているのかもしれないから、ここ数年なら聞いていてもおかしくないのだが。

そんな私がエミネムの曲で知っている数少ないフレーズが、「マイ・ネーム・イズなんとか」である。ひとまず、調べてみると、エミネムの最初の頃の楽曲で、題名は「My Name Is」で、歌詞は「マイ・ネーム・イズ・エミネム」ではなく、「マイ・ネーム・イズ・スリム・シェイディ」と言っているらしい。

スリム・シェイディ?誰やねん。と言うほど何も知らない私だったが、これはエミネムの分身というか別人格というものらしい。ちなみに歌詞は過激なもので、実在のグループや名前を出した上、きわどいことも言っている。

My Name Is Prince

一方で、私の大好きな殿下ことプリンスは、題名からして「My Name Is Prince」と自分の名前をストレートに出し、内容はこれまた凄い。

My name is Prince and I am funky
My name is Prince, the one and only

私の名前はプリンス、私はファンキー
私の名前はプリンス、私は唯一の存在

ではじまり、続けて

In the beginning God made the sea
But on the 7th day He made me

世界が始まった時、神は海を作り、
7日目に私を作った

神は6日で天地を創造し、7日目に休息を取った。これが今の一週間のサイクルの基となったのだが、この7日目が聖なる日として祝福する安息日となり、今も日曜日としてそれは定着している。

しかし、プリンスの世界では、神は休息を取ることなくプリンスを造り、世界を完成させた。ということか。私もそっちの世界線で暮らしてみたい。しかし、こんなことを歌えるのはプリンスしかいない。

これにわずかに対抗できるのは、これだけだろう。

「俺はジャイアン〜ガキ大将〜、天下無敵の男だぜ」

ちなみに曲名は「俺はジャイアンさまだ!」というらしい。

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